たぶんレアケースなので多くの人には参考にならないことを先に宣言しておきます。
構成は KVM 接続の
M/B: FIC の何かで ICH4 chipset (old Phoenix BIOS)
CPU: Celeron 2.2GHz Northwood
MEM: 128MB -> 2GB
VGA: Intel 845G & GeForce FX 5200 PCI
HDD: IDE 40GB -> IDE 250GB
NIC: 蟹
Ubuntu インストール CD で起動後、インストールを開始させると hardware probe で hang します。
console message
kinit: rc-default main process (XXXX) terminated status 127
or
udevd: segmentation fault
or
none message
と、色々とランダムに変化します。これは結論だけ言ってしまうとケーブルがつながってないグラボがあるので probe に失敗してしまい処理が止まっていたのでした。
BIOS で切り替え不可、更に追加したグラボに最終的に必ず信号が流れる変態仕様な M/B だったので、KVM 外したり USB 切ったりと、ここに辿り着くまでにすごい苦労しました。
この問題を回避するにはインストール CD で起動後 F6 を押して以下を追記します。
add following boot option
intel_agp.blacklist=yes
(「_」が入力できない場合もあるので、そのときは F3 でキーマップを USA にしておきます。どうせインストール中に再度キーマップが選べるので無問題です)
boot 時に intel グラボを殺すことで先に進むことができます。(unknown option hogehoge ignore って言われますが無視しておk) そして滞りなくインストールが完了したら、端末から
% sudo vi /boot/grub/menu.lst
で先の intel_agp.blacklist=yes を追記しておきます。
最近は BIOS でどっちのグラボを使うか選択できるはずなので、多くはこの問題に陥らないと思います。でも、もしもグラボ 2枚差しで ubuntu が起動しないという事が起きたらこれを参考にしてみてください。